千年の森づくり日記

ブナの森のふもとで日々会う人たちとのやりとりを楽しくお伝えします。
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ブナ林をシカから守るぞ!

みなさん、こんにちは。h田です。

 

12月早々から寒さが厳しく、昨日は事務所で火鉢を入れました。

炭の暖かさは、じんわりとしてよいものです。

今年の冬も、森の恵みの炭で暖を取って過ごそうと思います。

 

さて、高丸山のブナの自然林を守ろう!ということで行った行事のご報告です。

高丸山をはじめとする、県内各所の山ではシカによる食害被害と思われる荒れがひどくなっています。

 

この写真は、2006年に撮影されたブナ林、山荘前です。

 

それが、10年経過するとこのような有様です。

ササ(スズタケ)が、すっかり姿を消し、下層植生のない森となってしまいました。

下草がないと、森林内で様々な悪影響があります。乾燥、土壌消失などなど…。

また、こうなるとシカは食べるものがないので、樹木の皮をむいて食べます。

 

森をどうにかして守らないといけないということで、林内にシカ防除柵を張る行事を行いました。

 

ネットを張る場所を決めて、支柱を立てます。

 

ネットを張る前に、丁寧に広げて、

 

支柱に沿って張り、支柱とネットを固定します。

 

ネットの裾を杭で固定して、シカが嫌がる場所を作ります。

 

今回は、小さなお子さんもお手伝いしてくれました。針金硬かったね〜

 

ネットを張り終わって、無事終了。

 

みんなで記念撮影しました。

 

張ったネットの効果がいつごろ出て来るのかは、わかりません。

ただ、囲ったことで、シカの食害からの影響はなくすことができますので、気長に待つことにします。

この先の高丸山が、いつまでもあり続けることができるようにと願うばかりです。

 

来年も行いますので、興味のある方は是非ご参加ください。

お待ちしております。

 

 

 

 

 

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「森の学校」森づくりと炭焼き体験

こんにちは、N西です。

11月4日と25日に炭焼き体験を開催しました。

上勝町内の本格的炭窯での炭焼きです。

1回目の4日は、炭の原料となる広葉樹の原木を炭窯に詰め込み、火入れまでの体験をしました。

これが広葉樹の原木。いい炭ができる樫の木が多いです。あらかじめ山から伐っておいたものです。

太い木は薪割りをして、適当な太さにします。

原木を窯に詰め込みます。

飾り炭も仕込みます。イガグリや松ぼっくりなど。

窯がいっぱいになったら入り口をふさぎます。

みなで手分けをして作業します。

そして火入れ。1日目はここまで。この後3日ほど火の番をします。

これは次の日の煙の様子。この煙の色や臭いで焚き止めや、窯止めのタイミングをはかります。

これで炭の善し悪しが決まるのです。今年で4回目になりますが、毎回様子が違うので、難しいです。

ともあれ、無事窯止めしました。

2回目は焼き上がった炭を出します。

窯を開けたところ。

原木でいっぱいだった窯はすかすかですが、いい炭が出来ました。

窯から出した炭。

適当な長さに切って袋詰めします。

イガグリもきれいに焼けました。まっくろくろすけの出来上がりです。

原木の伐採から袋詰めまで、一通りの作業を体験し、少しずつ炭焼きの事が分かってきました。でも、木や窯の状態が毎回違うので、教科書通りには行きません。

また来年もがんばろうと思います。

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「森の学校」秋の高丸山ガイド登山

こんにちは、N西です。

11月3日に紅葉の高丸山のガイド登山をしました。森や樹、山のことを解説しながらの登山でした。

コースは、駐車場から右回りの山頂周回コースです。

週末ごとに台風や雨だったのですが、この日は久しぶりの快晴で、朝は少し肌寒かったですが、歩き始めると上着がいらないくらいの暖かさでした。

ブナ林は紅葉真っ盛りで、写真を撮ったり、ガイドの解説を聞きながら山頂まで登りました。

山頂でお昼ご飯を食べた後、葉っぱが紅葉になる仕組みについての解説をして、樹の不思議を学びました。

午後は次第に霧が下りてきて、山頂前につく頃には、ブナ林も少しかすんできましたが、それもまたしっとりとした雰囲気できれいでした。

秋の高丸山をたっぷりと楽しんだ一日でした。

 

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10月28日「森の学校」山で使える地図読み講座

こんにちは、N西です。

地図読み講座の最終回でした。

今年のまとめとして、西三子山縦走での実習の予定でしたが、雨のため、ふれあい館での室内講習になりました。

今年は雨が多く、2回しか山での実習が出来ませんでした。残念。

ふれあい館では、歩く予定の西三子山ルートの机上登山、登山計画書の作り方などの講習をしました。

参加者からは、電子地図やスマホでの地図の使い方の質問があり、便利なアプリや使い方なども紹介しました。

最近のスマホは、地理院地図の閲覧やナビ、軌跡の記録などの機能を手軽に使える様になりました。紙地図の補助、いざという時の手助けになる存在です。ただし過信は禁物です。

山の実習が少なかったですが、それでも皆さん、回を重ねるごとに地図読みの上達を感じていました。

来年も地図読み講座を続ける予定です。物足りない方も、初めての方もぜひご参加ください。

 

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広葉樹を植えよう 〕軍悗凌垢鮖矯

みなさん、こんにちは。h田です。

 

あれやこれやのうちに、既に11月も10日が過ぎてしまいました。

早いですね〜。あっという間です。

日付と調子を合わせて気候も秋から冬ですね。

ふれあい館の周りも、晩秋という感じです。

サクラの葉っぱは、早々と落ち、ゆっくり目のモミジも赤色が大半を占めています。

 

さて、そんな時期ですが、昨日は高丸山で「広葉樹を増やそう 廚鮃圓い泙靴拭

2回連続講座の1回目です。

内容は植物のタネを主役にした、自然観察を行いました。

 

これはツルウメモドキのタネ

 

今の時期にタネ、もしくはタネが散った後の残りがあるかな〜と思って、高丸山の森づくり区画に向かいました。

 

探すと結構あるものです。

写真の枝先にある、房のようなものが、タネの入れ物です。

 

タネを探しながら、ふと高丸山を仰ぐと、真っ青な青空のもとに、まあるいお山が見えます。

山行日和でした。

 

いろんなタネや、散った後の残りなどを拾った後、ふれあい館でタネを観察です。

顕微鏡で見ると、新しい発見が多数。

「いや〜、面白いねえ」「これ(顕微鏡)欲しいなあ〜」なんて、参加者の方から声が上がりました。

 

ホワイトボードに、拾ったタネの種類と、タネができる花の構造なんかちょっと勉強して終了。

ホワイトボードを見た人が「理科の勉強みたいだね」と、コメントをくれました。

ほんとだ。

 

今回はタネのいろいろを発見した会でした。

 

 

 

 

 

 

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11/5もいい山でした

みなさん、こんにちは。h田です。

 

日ごとに寒いですね。

昨日も今朝も寒かった…。

 

昨日は高丸山で「高丸山でツリーイング」というイベントを行いましたが、もんのすごっく寒かったです。

インナー、フリースなど合わせて3枚着ていましたが、慌ててレインウェアを羽織り、それでも寒い!

2日前の高丸山ガイド登山では汗をかいたのですが…この落差。

2日前より少し暖かめの服装にしましたが、それでも一日中、寒がっていました。

 

昨日の高丸山。ほぼ、紅葉は終わりかけですね。

 

寒さの元凶。陰地で、谷風が吹いてくる。寒い。

 

あまりにも寒いので、私も木に登りました。

参加者の方は、ブナの枝に座って、すっかりご機嫌。

一回登って以後、ずーっとここが定位置でした。

 

見上げると、ブナの葉が金色です。

 

おとなりのケヤキも黄色。あれにいつか登りたい。

 

樹上からは、他の木々の梢がよく見えます。

ツリーイングならではの視点。

 

終わった後はブナ林散策。

紅葉が深まり、もうそろそろ終わりごろ。

 

あのものすごい赤色のモミジもぼちぼち葉を落とし始めています。

 

秋の高丸山。とてもきれいです。

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8月26日 「森の学校」ブナ林をシカから守るぞ!

こんにちは、N西です。

8月26日に「森の学校」ブナ林をシカから守るぞ!の1回目を開催しました。

高丸山のブナを中心とした自然林を、ニホンジカの食害から守るために防獣ネットを張りました。

昨年に続き2回目の活動です。この活動は平成29年日亜ふるさと振興財団助成事業です。

雨が降りそうで、降らない、暑くも無く、作業にちょうどよい天気でした。

参加者は16名、シカの専門家、林業家、シカ防除の活動をしている方が先生で、昨年も参加された方も多く大いに頼りになります。

まずは高丸山の駐車場でシカ食害や作業の説明をしました。

設置場所は、登山道水場分岐の、昨年設置したところの少し上です。大きな木が倒れ、ギャップとなった場所です。

ギャップとは、木が倒れ、その木の枝葉が無くなり、下から見ると空がぽっかりと見え、地面にたくさん陽が入るようになったところです。

本来なら、そこにある小さな木が陽を浴びて、大きな木に成長するのですが、現状はシカが小さな木を食べてしまい、次世代の樹が育たないのです。

そのシカの食害を少しでも防ごうと言うのが、今回の活動です。

まずは、区画を決めてポールを打ちます。

次にネットを広げます。

ネットをポールと地面に固定します。

そして完成。慣れた方も多かったので手際よくネットを設置することが出来ました。

ネット張りの後、ラス巻きも行いました。ネットは面で防除しますが、ラス巻きは1本1本の木を保護します。

木の幹に網を巻き、シカが幹をかじるのを防ぎます。

参加者の中に、ほかの地域でもネットを張るので、先に体験し勉強したかったという方もいらっしゃいました。

高丸山が勉強の場になればいいなと思いました。

 

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7月23日「森の学校」高丸山夏の昆虫観察会

こんにちは。

高丸山遊学の森で昆虫観察会を行いました。

今年の夏は梅雨明け後も夏空が見られず、この日も曇りで午後はところにより雨の予報で心配でしたが、子どもたちは虫を見つけて元気いっぱいでした。

朝は、ふれあい館に集合で、昆虫のお話を聞いていざ出発。

さっそくお隣の山の楽校の前にある小さな池にアメンボがいました。興味深くのぞき込む子どもたち。

高丸山駐車場についてから、ゆっくりと虫を探しながら遊学の森まで下りてゆきます。

バッタや毛虫、チョウの幼虫などたくさん見つけていました。昆虫先生から、この毛虫は毒はないよと教えられ、おそるおそる触っていましたが、大丈夫とわかり、みんなで次々と捕まえていました。

お昼ご飯のあとは、みんなで捕まえてきた虫たちの絵を描きました。

そして、アサギマダラ。旅をするチョウです。夏は繁殖をしながら北へと移動してゆきます。

高丸山にもアサギマダラが集まるところがあり、観察やマーキング調査ができます。

花の蜜を吸いに来たチョウはゆったりと飛び、子どもたちにも捕まえられます。チョウの羽に場所と日付、名前などを書き放します。このチョウがどこかで捕まれば移動の経路などがわかります。

子どもたちの名前を書いたチョウがどこかで見つかればいいな。

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7月22日「森の学校」山で使える地図読み講座

森や山を安全に歩くための講座の4回目でした。

高丸山の周辺の山域で、コースを変えて実習をしました。

最初は林道を歩きました。傾斜の緩やかな林道は、尾根と谷を交互に渡るため、地形理解のよい勉強になります。見晴らしのよいところではコンパスの使い方の練習もしました。

尾根歩きです。地図を見ながら目的地を見定め、等高線の間隔と傾斜の大きさを体感しました。

コース途中にある三角点。コンパスで方位角の測定をしました。地図に作図して自分の位置を確認します。

連続で参加している多くの方が、地図読みの上達を実感しています。繰り返し練習するとさらに身についてくると思います。

次回講習は、少し時間が空いて10月に行います。

今までの勉強のまとめとして、縦走登山で地図読みを実践します。とても楽しみです。

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7月2日「森の学校」遊学の森 合同森づくり大会

今年2回目の、森づくり区画・遊学の森での森づくり大会でした。

5団体のボランティアグループの参加があり、一般募集で参加された方と一緒に、木を育てるためのつる切りと草刈り、除伐などを行いました。

当日は蒸し暑い曇り空でした。熱中症に気をつけながら飲み物を飲んで、一生懸命作業し、ふと、作業後を振り返ると草だらけだった場所がすっきりしています。自分のがんばりと成果を見ると、達成感もあり、森も気分もすっきりです。

そして今回は、ドローンを使って、ボランティアの皆さんと森の様子を空から撮影しました。

空から森を見ると、大きく育った、もこもこした木々の様子と、ボランティアの皆さんの輝く笑顔が見られました。

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